悩みの遠視もレーシックで治療ブログ:2019-07-31
2歳になる息子は
ちょうど言葉を覚え始めたところで、
その少ない語彙でなんとかしゃべってやろうといつも必死だ。
一週間前のこと。
息子が
「おかあさん、きょう、ゆーふぉーみた」と語りだした。
あまりの唐突な話に、
ぼくは高鳴る胸を手で押さえながら
ゆっくりと息子に問う…
「ゆーふぉーみたの?どこで〜?」
「こうえんで。たんぽぽぐみのゆうすけとーはるきとーさとみせんせいとーみた」
時々語尾を伸ばしては
一生懸命そのときの情景を思い出すように話す息子は
さらにこう続けた…
「ぐるぐるーって、ぐるぐるーって」
くちをすぼめてそう言いながら、
脂肪のたくさんついた小さな手を丸めて円を描いている。
ぼくはさらに息子に問う。
「ゆーふぉーに誰か乗ってた〜?」
「うん、のってたよ」
「誰が乗ってたのかな〜?」
おそるおそる聞くぼくに
息子は元気いっぱいに答えた。
「おじさん2ひき!」
抱腹絶倒!もうサイコー!
オモシロすぎて少々記憶が飛んだほど…
一日中、お子さんの両親になって幸せだ!!という
この上ない幸福感をぼくはかみしめていた。
翌日、保育園の先生に衝撃の事実を明かされ、
ぼくの幸福感は至福に変わる。
息子が公園で見たモノは、工事現場で働く車や人たち。
「ゆーふぉー」ならぬ「ユンボー」で、
確かに作業員の男性が2人乗っていたそうな…
なんというおかしさ!
息子は笑わそうなんて思ってないから、
それがピュアなおかしさを引き出す。
そして、どんでん返しまでおかしかったから感動すらした。
こんなに自然に、
こんなに心から笑うなんて大人になってからあっただろうか。
ぼくがあんまり笑うもんだから
首をかしげていた息子も楽しくなってきたようで
ケラケラ笑った。